memorandum

気ままにのんびり学んだことを書いていきます。

Efficient 結婚式

序文

今回は私自身が式場選びで色々と知ったのでその経験を残しておく目的で書きました。 私はブライダルに関して素人です。 全ての情報をそのまま鵜呑みにせず、参考程度に捉えてもらえると助かります。

はじめに

対象読者

予算がある程度決まっていて今から式場を選ぼうと考えている方

謝辞

レビューしてくれた妻に感謝を。自分とは別の観点で見てくれる存在は大事ですね。

目次

1章 式場を調べる

1.1 式場に結婚式以外の収入源がありそうか

まずはどのような式場があるのかを調べつつ、その式場が運営する上でどのような収入源があるのかを知るのが大事だと感じました。
結婚式をやっていかないと成り立たない式場は焦りからか即日契約申し込みをさせてきたりします。もちろん即日契約は絶対にしてはいけません。「今申し込んでいただけるなら」といった詐欺師の常套句のような言葉で値下げをされた見積もりを提示されても必ず費用は上がります。絶対に上がります。即日契約は絶対にしてはいけません。(大切なことなので2度)
そもそも即日契約を迫る書面は見積もりに当たらないと思うのですが…

見積もり

見積(みつもり)とは、金額・量・期間・行動を前もって概算すること。見積もること。あらましの計算をすること。また、その計算。目算。見積り、見積もりとも書く。(Wikipedia)

結婚式をしなくても成り立つ式場は余裕があるためか比較的契約まで期間を設けてくれました。必ず持ち帰り、周りの人に相談したりして冷静になってよく考えましょう。

1.2 挙式日をいつにするか

結婚式を行う日をいつにするかで費用が変わってきます。台風や雪などの気象条件、吉日なのか平日なのか。どこのプランナーさんも「秋から冬にかけて人気がある」と言っていました。春は花粉が舞い、夏は暑さと台風などから避けるのかもしれません。また、宿泊でホテルを手配する場合、利用する日が休前日だと宿泊費が高くなることがあります。

1.3 どのような結婚式にするか

式場が決まり、日程も決めた後は具体的にどのような結婚式にするかイメージしましょう。イメージが湧かない場合はインスタなどのインターネットで調べると色々出てきます。イメージのきっかけは様々です。

  • 好きな色からイメージを作る
  • 着たいドレスからイメージを作る
  • 全体の世界観からイメージを作る

このイメージが明確になっていればいるほどプランナーさんとの打ち合わせがスムーズに進みます。ですが、ここがぶれていると見積もりに含めることができず後述する値引き交渉の対象外となるため費用が高くなっていきます。

2章 何が上がりそうか

2.1 衣装

ドレス・タキシードの価格です。衣装を何にするかによって費用に差が出ます。衣装代がどのくらいの価格帯を揃えているのか必ず確認しましょう。併せてお色直しを考えている場合、衣装の他に着付け、小物、靴などもどこまで1着目と2着目で流用できるか確認しておいた方が良いです。(実体験からドレスは1着35万円前後、タキシードは1着18万円前後でした)

2.2 映像作品

プロフィール映像、エンドロール映像、当日には流さない後日納品の結婚式全体を収めた映像など。収録できる写真のカット数や収録時間、楽曲利用料でも費用が変わります。また、ISUM(アイサム)に曲がない場合は映像作品に曲を入れられないので注意が必要です。

2.3 装飾

主にテーブル周りの装飾をどのようにするかで費用が変わります。式場が提示する最低レベルの装飾がどのようになるのか確認しておくことをおすすめします。それ以下の装飾になることはないと安心できます。(過去にどこの式場か忘れましたがかなり質素な装飾をして炎上した記憶があります)

2.4 演出

当たり前ですがすればするほど加算されます。

2.5 料理

こちらも標準的なコースの内容と価格を確認しましょう。また、ドリンクの費用も確認したいところです。ウェルカムドリンクや乾杯ドリンクは披露宴料理とは別料金なんてこともあります。

2.6 持ち込み

装飾品の一部を自分で持ち込む場合、式場によっては持ち込み手数料が発生します。また、何点までは無料、何点から有料なんていうのもあります。ゲストが集合する場所を装飾したい場合に持ち込みを考えることがあるかもしれません。

3章 見積もり作成

初めにプランナーへ予算を伝えておいた方が良いです。そうすればプランナー側もどのくらいまでの支払いが可能なお客なのか把握して案内することができます。予算を伝える際には自分が考えている予算より低めに伝えることが大切です。冒頭にも書きましたが、見積もりは必ず上がります。その上がる金額を見越してプランナーは値引き金額を考えます。

4章 見積もりに入っていないもの

いくつかの式場で見積もりを作成してもらいましたが以下のものは初期見積もりに入っていないことが多かったです。

  • ブライダルインナー(数万円ほど)
  • ドレスの袖
  • レンタル小物
  • ブーケ、ブートニア(お色直し用の2点目)
  • ウェルカムスペースの用意費用
  • 新郎新婦の両親の衣装、着付け
  • 駐車場代
  • 宿泊代

5章 値引き交渉

交渉して実際に値引きできたものは以下です。

  • 会場利用費
  • 親族控え室利用費
  • 新郎新婦衣装
  • 装花代
  • 映像作品
  • 司会者
  • フリードリンク
  • 乾杯酒

値引きは他の式場の見積もりを持っていくと下げてもらいやすかったです。また、仲介企業のサービスを通して予約して訪問し、見積もりをしてもらうと約30万円近くの仲介手数料を含めた見積もりになるそうです(噂なので本当かは分かりません…)。なので、時間が許すのであれば3件以上訪問して見積もり作成をしてもらい、その後に本命を直接予約で訪問すると値引き交渉しやすいかも知れません。ただし、想像ですが、式場側も商売なので今後何で回収しようかを考えた上で値引きしてくるので限度はあると思います。

6章 キャンセル規定を必ず確認する

万が一のためによく確認しておくべきなのが日程変更やキャンセルについての規定です。最近ではコロナによって日程変更やキャンセルを余儀なくされた新郎新婦も多いです。式場によってはキャンセル時に申し込み時に支払った申込金が内金としてキャンセル料に充当できました。式場によっては全く戻ってこない場合もあります。 また、式場の契約以外にも、ドレスや招待状、装花、映像作品、料理などにも必ず申し込み期限、キャンセル期限が設けられます。全て明確にしておくことをオススメします。

おわりに

これから結婚式を挙げようと考えている方は以下を頭に入れて検討することをおすすめします。

  • 即日契約はしない
  • イメージを明確にしておく
  • 何を1番重視するか決めておく
  • 予算を低めに伝える
  • 値引き交渉をする
  • 本命は最後に直接予約で訪問する
  • キャンセルや日程変更の規定を確認する

また、プランナーの人柄も大事だと思いました。何かと気がついて先回りしてサポートしてくれる人であればきっと真摯に対応してくれるでしょう。逆にThe営業のような淡々と話を進めていく人は要注意です。こちらの事より自分の事しか考えていない可能性が高いため打ち合わせの中で衝突しそうです。
これから結婚式を挙げる方々が無理のない予算内で満足できる結婚式ができることを願っています。